2017/07/29 カテゴリー:ブログ
朝に冷えることが痛みの原因だったのですが、最近のような猛暑続きの朝方に怪我の痛みや腰、肩の痛みがひどくなる理由は先に書いた理由の他にもう1つ痛みが強くなる理由が存在します。そして夏は他の季節に比べると格段に朝の痛みが強くなってしまうリスクが跳ね上がってしまうのです。答えだけ簡潔にお話するとその理由は『暑さ』にあります。「えっ!?」と思われる方もおられるかと思います。先ほど朝の痛みの原因は『冷え』にありますとお伝えした直後なので、暑いと「体にいいんじゃないの?」や「逆に痛みを感じないと思った」と思われがちです。確かに普段身体を温めておくと血行が良くなり、痛みを感じにくくなります。しかし、30度を超える気温の中に長時間いた場合ではその『暑さ』が身体にとっては害になってきます。その『暑さ』がもたらすものとは何か、それは『脱水症状』です。一昔前のスポーツの現場において「強くなる為には水分は摂るな」というのが常識でした。その為サッカーやラグビーなどの競技では試合の後半に足をつるなど、パフォーマンスを落としてしまう選手が続出していました。スポーツ医学が進んだ現代では試合中に水分を摂取することは常識化されて、ラグビーでは一試合を通じ足をつる選手は80%以上もも減っているという統計も出ています。
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